SCI.ph|フィリピンで仮想通貨の取引所&送金サービス|リップルと提携

2018年12月19日

こんにちは!Mです!

本日は、フィリピンのイケてる、仮想通貨のスタートアップ企業を紹介します!

フィリピン政府の仮想通貨への後押しもあり、フィリピンでは仮想通貨プロジェクトが急速に拡大しています。
その中でも、既にプロダクトを提供していて、且つ、ユーザーも多いのが、Coins.phSCI.phという2つの会社です。

Coins.phに関しての記事はこちらです。

本日は、SCI.phという会社の仮想通貨への取り組みを紹介したいと思います!

 

SCI.phの基本情報

会社名:SCI.ph(Satoshi Citadel Industriesの頭文字)
設立:2014年
オフィス:フィリピン、マニラ
Webサイト:https://sci.ph/
Facebook:https://www.facebook.com/sciventuresinc/
Twitter:https://twitter.com/SCI_Ventures

 

SCI.phの規制遵守

SCI.phは、フィリピン中央銀行(BSP)が発行するvirtual currency exchange (VCE)(仮想通貨の提供や保管業務を認めるライセンス)をすでに取得しています。(確か、フィリピンで2番目に取得)

ちなみに、2018年10月現在でライセンスを持っているのは下記の6社

-Betur Inc (of Coins.ph)
-Rebittance (of SCI Vetures)←SCI.phのことです
-BloomSolutions Inc
-ETranss
-Virtual Currency Philippines Inc.
-PDAX

 

SCI.phが提供しているメインのサービス

SCI.phは仮想通貨に関するいくつかのサービスを提供しています。
メインのサービスはこちらの4つ。

SCI.phのサービス
SCI.phのサービス

Rebit

Bitcoinによる送金サービス。
海外からフィリピン国内へのBitcoinの送金が可能です。
Bitcoinを受け取った側は、そのBitcoinを最寄りの銀行や質屋で現金にする事ができます。(つまり、銀行口座がない人も、Bitcoinを受け取って現金化できます。)
また、SCI.phがパートナーシップを結んでいるお店での支払いに使ったり、携帯の通話料として使ったりできます。

Bitbit

Bitcoinとフィリピン・ペソを保管できるウォレット。
このウォレットから、支払いや送金もできます。
Webサイトには、Facebookマークがあり、「友達を招待できる」と記載があります。
恐らく、送金時には登録された友達に、気軽に送金できるのだと考えられます。

Buybitcoin

Bitcoinを購入できます。
「Exchange」と言うことですが、取引所というよりは販売所です。

取引所はユーザー同士で交換するため、ある程度の流動性が必要です。
フィリピン在住者のみを対象に取引所を作れるほど、流動性を確保するのは難しいのかなー。。と思います。

Blockchainコンサルティング

「ブロックチェーン戦略を持っていないことは、90年代にインターネット戦略を持っていないようなものだ。ブロックチェーン技術の専門家とともに、貴方のビジネスをネクストレベルに持って行こう。」(「Not having a blockchain strategy today is like not having an internet strategy in the 90s. Take your business to the next level with the leading experts in blockchain technology.」)

一般企業がブロックチェーン技術・仮想通貨をビジネスの中に取り入れる際の、コンサルティング業務をしているようです。

 

その他のSCI.phのサービス

また、上記4つ以外にも、「From Out Labs」という形で他のサービスも提供しています。
ただし、そのほとんどリンク切れで詳細が分かりません。。。Labsのプロダクトは本格稼働していないようです。

ーBitmarket.ph
物・サービスを提供しているビジネスオーナーが、Bitocoinでのペイメントを受け入れることができるサービス。リンク切れにより詳細不明。

ーKEZA
Bitcoinを利用して、海外の証券市場に参入することのできるアプリ。

ーLlifebit
おそらく、Facebookのようなプラットフォームですが、リンク切れにより詳細不明。

ーPREPAID BITCOIN
プリペイドスクラッチカードでBitcoinが購入できる。リンク切れにより詳細不明。

ただ、とても面白いサービスばかりなので、本格稼働した場合には、SCI.phという1つの会社が提供する複数のサービスをシームレスに使用できることが期待できます。

 

SCI.phはRippleと提携

提携のニュースが発表されたのは、2017年初頭。
XRPをSCI.phのエコシステムに追加する(つまり、SCI.phのプラットフォーム上で、XRPを購入したりXRPで送金をしたりが可能になる)と発表されていました。しかし、2018年10月現在でも、SCI,phはXRPをまだ追加していません。

今までSCI.phは、BTCしかサポートしてこなかったため、新しい仮想通貨を追加するのにちょっと時間がかかっているようです。
競合であるCoins.phは、すでに複数の仮想通貨をサポートしています。今後、どれだけスピード感を持ってその他の仮想通貨をサポートできるようになるか、注目しています。

 

SCI.phの強み&弱み、まとめ

いかがでしたか?
最後に、SCI.phの弱みと強みをまとめます。

SCI.phの強み

・フィリピン中央銀行(BSP)が発行するvirtual currency exchange (VCE)(仮想通貨の提供や保管業務を認めるライセンス)をすでに取得している。(フィリピンでこのライセンスを持っているのは2018年10月現在で、6社のみ)

・銀行口座がなくても仮想通貨を購入できる!
フィリピンでは、15歳以上の銀行口座保有率は34%ですので、銀行口座がなくても使用できるかどうかはとても重要です。

・仮想通貨の購入・送金・ペイメント・ブロックチェーン技術導入のコンサルティングなど、幅広いサービスを提供している(競合であるCoins.phとの差別化ポイント)

 

SCI.phの弱み

・SCI.phでサポートしているのはBitcoinのみ(Coins.phはBTC / BCH /ETH / XRPなどの複数の仮想通貨をサポートしている)

 

フィリピンでは、最近になって政府が仮想通貨ビジネスを認めるライセンスを発行するなどして、ようやく仮想通貨が認められるようになりました。仮想通貨産業は、これから急速に発展すると予想されます。
今後、SCI.phがどのようなサービスを展開し、どれだけ市場を獲得することができるのか、目が離せません。

 

おしまい!