Coins.phで、銀行口座無しで仮想通貨購入可能!フィリピンの決済・仮想通貨サービス紹介!

2019年1月21日

こんにちは!Mです!

本日は、フィリピンにおける仮想通貨の状況と、フィリピンのイケてる、仮想通貨を取り扱っている決済プラットフォームを紹介します!

そもそもキャッシュレス化が進んでいるフィリピンでは、決済サービスが盛んです。
もし、人気の決済サービスが仮想通貨を取り扱えば、急速に仮想通貨は浸透するはず!

電子マネーが勢いを見せる国フィリピンで、仮想通貨がどのような状況にあるのか、早速見ていきましょう!

フィリピン政府は仮想通貨を後押し

フィリピンでは、仮想通貨事業が急激に発展しています。
理由は、フィリピン中央銀行(BSP)が仮想通貨への規制を緩和して、仮想通貨産業を後押ししているからです。

具体的には、
①仮想通貨の提供や保管業務を認めるライセンス「virtual currency exchange (VCE)」の発行
→現在フィリピンで計6社が取得済み(Betur Inc (of Coins.ph)、Rebittance (of SCI Vetures)、BloomSolutions Inc、ETranss、Virtual Currency Philippines Inc.、PDAX)
②カガヤン州に経済特区(CEZA)を設けて、そこで仮想通貨取引所の入居を認める
などを行なっています。

そんなフィリピンでは、仮想通貨での決済・送金を可能にするプロジェクトがいくつかあります。
その中でも、既にプロダクトを提供していて、且つ、ユーザーも多いのが、Coins.phSCI.phという2つの会社です。

Coins.phは、すでにvirtual currency exchange (VCE)を取得しているスタートアップで、現在急成長している会社です。
本日は、このCoins.phという会社を解説していきますね!

 

Coins.phってどんな会社?

Coins.phの基本情報

設立:2014年
オフィス:フィリピン、マニラ
Webサイト:https://coins.ph/

Coins.phの事業内容(全体像)

Coins.phは、様々な支払いサービス及び、仮想通貨取引所&ウォレットなど、幅広い金融サービスを提供しています。
仮想通貨を取り扱っていることで有名ですが、それ以外の「決済サービス」が実は凄いのです。。

支払いサービスの仕組み

「支払サービス」と言っても、ピンと来ないと思います。
簡単にいうと、オンラインで電子マネーウォレットを作って、そのウォレットからいろんな料金を支払う事のできるサービスです。

手順は、こちら。
①オンラインでCoins.phのアカウント(=法定通貨を入れる事のできる電子ウォレット)を発行する。

②アカウントにお金をチャージする。
セブンイレブン、Cebuana(フィリピンの質屋)、一部の銀行などで、現金を店頭で支払ってアカウントにチャージすることができる。

③チャージしたお金を、様々な支払い(後述)や仮想通貨の購入に使用する。 

Coins.phの凄いところは、「店舗で銀金を払ってアカウントにチャージできる」ところです。
現金支払い対応なので、銀行口座を持っていない人でも、Coins.phのサービスを問題なく使用することができます。
世界銀行がこのほど発表した2017年版「金融包摂データベース(グローバル・フィンデックス)」報告書によると、15歳以上のフィリピン人の銀行口座保有率は34%との事です。とっても低い。。。

銀行口座保有率の低いフィリピンでは、「銀行口座を持っていなくても使用できるサービス」が大きな意味を持つのです。

 

支払い対象の種類

先ほど、Coin.phで「様々な支払い」が可能!と言いました。
その様々な支払いはこれらです。

ー請求書の支払い
・携帯電話利用料金
・インターネット料金
・有料テレビチャンネル料金
・クレジットカード料金
・家のローン
・保険
・国家捜査局での支払い(就職時に必要な「無罪証明書」等を発行してくれる)
・住宅ローン、出産や妊娠時の一時負担金などの、社会保障(SSS)
・水道・電気代などの公共料金
ーゲーム内課金
ー携帯電話の通話料&データの支払い
ー家族・知人への送金(基本的には国内送金のみだが、海外送金も将来可能に?)
ー仮想通貨の購入(←後で詳しく説明します)

見てわかる通り、ありとあるゆるサービスを、Coins.ph上で支払う事ができます。

また、「支払依頼」を送るサービスも提供しています。
個人事業主や企業が、顧客に「支払依頼」を送り、支払いを受け取ることができます。

ビジネスモデルとしては、Paypalに非常に近いです。
Paypalよりも優れているのは、
「銀行口座を持っていない人でも気軽に使用できるところ」
「仮想通貨事業に積極的に取り組んでいるところ」

です。

これほどまでにフィリピン人の生活に根付いた決済サービスを作り上げたCoins.ph。。。恐るべし。。。

 

Coins.phの仮想通貨サービス

さて、そろそろ本題の「仮想通貨関連サービス」を見て行きたいと思います。
前述した通り、まずは、電子マネーウォレットを作成し、そこにお金をチャージします。
そのチャージされたお金で、仮想通貨を購入する事ができます。

つまり、「銀行口座を持っていない人も仮想通貨を購入できる」訳なんです!!!
仮想通貨は、「金融やテクノロジーに詳しい人だけが知っている」と思われてしまいがちです。
しかし、Coins.phは銀行口座を持っていないような一般市民に対しても、仮想通貨を提供しているのです。

4つの仮想通貨サービス

①ホットウォレット
ウォレットがあるという事は、もちろん他者へ仮想通貨の送金をすることも可能です。

②取引所「Coins Pro
取り扱い通貨は、
対フィアット(ペソ)=BTC / BCH /ETH / XRP
対BTC = BCH /ETH / XRP

③販売所(スプレッドや手数料は大きいが、Coins Pro よりも簡単に仮想通貨を購入可能)
取り扱い通貨は、
対フィアット(ペソ)=BTC / BCH /ETH / XRP

④仮想通貨による支払い
※Webサイトには詳細が載っていませんん。おそらく、仮想通貨を法定通貨に一度変換し、様々な支払いに使用できるという意味だと思います。つまり、実際には、法定通貨決済になります。

取引所とウォレットが主なサービスです。
独自トークンの発行はしていません。

 

Coins.phの強みはこれだ!

Coins.phは、度肝を抜くような特別な取り組みをしているわけではありません。
しかし、Coins.ph際には多くの強みがあります。

強み①フィリピン・ペソと仮想通貨を交換できる
世の中に仮想通貨の取引所は数多く存在しますが、フィリピンの通貨であるペソで仮想通貨を買うことのできる取引所は少ないです。

強み②銀行口座がなくても、使用可能
銀行口座が持っていなくてもペソで仮想通貨を購入できるサービスは、フィリピン国民のほぼ全ての人々が使用可能なので、ターゲット層が非常に多いです。

強み③仮想通貨を「使用する」ハードルが低い
Coins.phは、水道代や携帯料金など、非常に身近な支払いに対応しています。
仮想通貨で身近な支払いを済ませる事が出来れば、仮想通貨は「ギャンブル」や「投機」や「架空のお金」ではなく、「価値のあるお金」として認識されるようになるでしょう。「価値のあるお金」で更に「とっても便利」なのであれば、使わない理由がありません!今後、Coins.phの仮想通貨&支払いサービスは、フィリピンで急激に使用されるようになると私は考えています。

 

協力な提携先「Go-Jek」

Go-Jekはインドネシア発のアジア版ウーバー。
インドネシアでは、シェア第一位。
ほかのアジアの国でも、同様のサービスでフィリピン発祥のGrabと並んで、かなり普及しています。

Go-Jekは、Go-Payという支払いアプリも持っており、タクシーだけでなく様々なものの支払いができます。
Go-Payで支払いができるお店は、240,000店舗もあります。

このアジアで今最も勢いのある企業といっても過言ではないGo-Jekが、2019年1月に、Coins.phとの提携を発表しました。
詳しい記事はこちら

先の述べた通り、フィリピンでは、自国発祥のアプリ「Grab」があるため、Go-Jekはシェア一位を獲得できていませんでした。
今回の提携により、仮想通貨を支持する層は、GrabではなくGo-Jekを使用するようになるでしょう。

フィリピンで、この先Grabが勝つのか、Go-Jekが勝つのか、楽しみです。
また、フィリピン以外の国でも同様のGrab Vs. Go-Jekの構図が存在します。
今後のアジアのタクシーアプリ覇権争いから目が離せません。

 

Coins.phまとめ

フィリピン国内で、ありとあらゆる支払に対応しているCoins.phは非常に強い存在です。
このような勢いのある会社が仮想通貨を取り扱うことは、仮想通貨がフィリピン市場に浸透していくためにはとても重要なことです。

ただ一方で、Coins.phは、仮想通貨の取り扱いには慎重です。
取り扱い通貨は少ないですし、基本的には売買しかできません。

世の中には、仮想通貨を使用したユニークなプロジェクトが沢山あります。
仮想通貨に詳しくない人は、そう言ったユニークなプロジェクトを知りませんし、実際に使うこともありません。

一般市民の生活に根付いているCoins.phのような会社が、様々な有益な仮想通貨プロジェクトとパートナーシップを結び、「様々な仮想通貨プロジェクトを知るための登竜門」としての役割を担って欲しいな、とMは考えています。

 

おしまい!